株式会社エムイーネット代表取締役社長で、ファイナンシャルプランナーでもある鈴鹿勝章さんへのインタビュー記事3回目、最後は生き方のスタンスについて伺いました。
役に立つことで自分も生き残れます
―― 生き方のスタンスを教えてください。
―― 世の中の役に立つことと、ニーズを満たして稼ぎも得られることは、不可分なのですね。
―― 健康には気をつかっていますか?
―― 曲がり角が来ないと、なかなか本気でケアできないものでしょうか?
―― 40歳の人へのメッセージやアドバイスはありますか。
とにかく一生懸命やればいいんじゃないかと思います。私は山登りが好きで時々行きますが、山登りのコツは、きつい時は足元を見ることなのじゃないかと思います。もちろん足の動きだけを見る。下だけを見ていると危ないので、たまには顔を上げる必要がありますが……。きついことがあっても、一生懸命やればよいのでは。そのあとは、タイプにもよるのでしょうけど、自分は、どうやって登ろうか考えたり、全体のリソースやパワーを再配分したり、そんな感じでした。 自分が40歳のときは、あまり先のことを考える気分でもなかったですね。自分で立ち上げた会社ではなくて、出来たばかりの会社に手伝いに来たら、そのあと、ひどい経営状況の時に引き継ぎをうけて、なんで社長をやっているんだろうと思ったりしていたのが40歳の時でした。今、50歳になって振り返る余裕があることは本当に有り難いことで、色々な人に感謝です。
―― 残りのことを考えると途方もなく感じられて気が萎えてしまうかもしれないけど、一歩一歩だったら進んでいけそうです。本日は、ありがとうございました(了)。
鈴鹿勝章(すずかまさあき)さんプロフィール
株式会社エムイーネット代表取締役
1991年東京大学法学部卒業。三菱銀行(現:三菱東京UFJ銀行)を経て、2001年から在宅医療クリニック開業支援および運営サポートに多数携わる。現在は都内で訪問看護ステーションを運営中。(社)日本証券アナリスト協会検定会員。